➗ 2桁÷1桁から3桁÷2桁まで、「たてる・かける・ひく・おろす」の4ステップで筆算をマスターできます。
わり算の筆算の4ステップ
わり算の筆算は「たてる・かける・ひく・おろす」の4ステップを繰り返します。このリズムを体で覚えることが筆算マスターへの近道です。
💡 「たかひお」と頭文字で覚える:「た(たてる)か(かける)ひ(ひく)お(おろす)」とリズムよく唱えながら計算すると、手順を忘れにくくなります。計算中は常に声に出して確認しましょう。
割り切れた場合はおろす数がなくなった時点で終了です。余りが出る場合は「余り<わる数」であることを必ず確認します。
難易度別の練習内容
わり算の筆算は段階的に練習することが大切です。簡単なものから確実に手順を習得してから、難易度を上げましょう。
ステップ1:2桁÷1桁(基礎)
やさしい例:72÷3、85÷5
商が1桁になる計算。「たてる・かける・ひく・おろす」の手順を確認しながら繰り返し練習します。九九の知識が直接使えます。
ステップ2:3桁÷1桁(標準)
ふつう例:156÷4、432÷6
商が2桁または3桁になります。「おろす」の操作が2回以上繰り返されるため、手順の定着が重要です。
ステップ3:3桁÷2桁(発展)
むずかしい例:156÷23、432÷18
商の見当をつける「試し算」が必要になります。九九がそのまま使えないため、見当を立てて試す力が求められます。
⚠️ ステップ3に進むのは、ステップ1・2が確実にできてから。手順があいまいなまま難しい問題に取り組むと、どこでミスしているか分からなくなります。
商の見当をつける方法
3桁÷2桁の筆算で最も難しいのが「商の見当をつける」ことです。正確な方法を身につけましょう。
先頭の数字だけで概算する
わる数(2桁)の先頭の数字だけを見て、わられる数の先頭2桁と大まかに割り算します。
- 例:156÷23 → 「15÷2=7あまり1」→ まず7を試す
- 23×7=161 → 156より大きい → 商は大きすぎた
- 23×6=138 → 156−138=18 → 余り18<わる数23 → OK
- よって商は6、余りは18
💡 「試し算→確認→修正」の3ステップ:最初の見当が外れても焦らない。「大きすぎたら1減らす、小さすぎたら1増やす」という修正のルールを覚えておけば必ず答えに辿り着けます。
商が「0」になるケース
わられる数の途中の桁をおろしたとき、その数がわる数より小さい場合、商に「0」を立てる必要があります。これを忘れると桁がずれて大きな計算ミスになります。
⚠️ 例:624÷6の場合、6÷6=1、次に2÷6は割れないので商に0を立てて次の桁24÷6へ。「0を立てる」を忘れると答えが104ではなく14になってしまいます。
余りの確認方法
わり算の筆算が合っているかは「余りの確認」で自己チェックできます。答えを出したら必ず確認する習慣をつけましょう。
確認の式
わる数 × 商 + 余り = わられる数
例:75÷8=9あまり3 の確認 → 8×9+3=72+3=75 ✔
- この式が成り立てば正解
- 余りがわる数以上(余り≥わる数)になっていたら商を1増やす
- 計算ミスで余りがマイナスになっていたら商を1減らす
💡 テストでは時間があれば全問確認式を書く習慣をつけましょう。計算ミスの多くはこの確認で防げます。確認式を書くこと自体が部分点になる場合もあります。
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にじゅうまる。算数ドリルをやってみる →よくある質問
Q: わり算の筆算はいつから学びますか?
小学3年生でわり算の基礎(余りなし・余りあり)を学び、4年生で2桁÷1桁・3桁÷1桁・さらに3桁÷2桁の筆算を学びます。4年生のわり算筆算は計算の手順が多く、つまずきやすい単元の一つです。
Q: 「たてる・かける・ひく・おろす」を忘れてしまいます。
この4ステップをノートの端に常に書いておく習慣をつけましょう。最初は手順を口に出しながら計算し、体で覚えるまで繰り返します。10問同じ手順を繰り返せば自然と身につきます。
Q: 商の見当をつけるのが難しいです(3桁÷2桁)。
わる数の先頭の数字だけ見て、わられる数の先頭2桁と比べる方法が有効です。例えば156÷23なら「15÷2≒7」と概算してから7を試し、大きすぎれば6にする「試し算」のやり方を練習しましょう。
Q: プリントは印刷できますか?
はい、PDF印刷に対応しています。ドリルページでPDF保存ボタンを押すと、A4サイズで印刷できる形式で保存できます。