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わり算の教え方・つまずきポイント完全解説

➗ わり算は「九九の逆」です。九九が不完全だとわり算でつまずきます。理解の手順を丁寧に解説します。

わり算とは何か

わり算は「等しく分ける」操作を表す計算です。「12個のおかしを4人で等しく分けると1人何個?」という問いがわり算で表されます。

わり算の2つの意味:

どちらの意味でも計算の答えは同じですが、文章問題を解くときはどちらの意味かを意識することが重要です。

わり算を学ぶ前に必要なこと

わり算は「九九の逆算」です。「56÷7=?」は「7×□=56の□を求める」問題です。九九が不完全な状態でわり算を学んでも、二重の負荷がかかって理解が深まりません。

⚠️ まず確認:全段の九九をランダムに問われても即答できるかテストしてください。答えが出るまでに3秒以上かかる段がある場合は、九九の復習を優先させましょう。

わり算の教え方ステップ

ステップ①:具体物で「等分」を体験させる

おはじき12個を用意し「4人で同じ数ずつ分けてみよう」と実際に分ける体験をさせます。「1人3個になった」→「12÷4=3」という式と結びつけます。

ステップ②:かけ算との関係を理解させる

「4×3=12だから、12÷4=3」という逆算の関係を確認します。「□×4=12の□を求める」という書き方も練習します。

ステップ③:0のわり算・1のわり算

「0÷5=0」(0を何等分しても0)と「10÷1=10」(1人で分けると全部)は特別なケースとして理解させます。

あまりのあるわり算のポイント

「13÷4=3あまり1」のような「あまりのあるわり算」は、「割り切れない」わり算です。

教え方のポイント:

  1. 「4×3=12、4×4=16。13は12と16の間だから、4×3=12で残り1」
  2. 「あまりは必ず割る数より小さい」という確認の習慣をつける
  3. 「13=4×3+1」という形で確かめ算を行う

💡 あまりの確認:「あまり<割る数」になっているか必ず確認。「13÷4=2あまり5」は誤り(あまり5が割る数4より大きい)。この確認の癖が正確さを高めます。

わり算の筆算(4年生以降)

3〜4桁÷1〜2桁の筆算は、次の手順で行います。

  1. 「立てる」:割られる数の上位桁から割る数で割り、商の見当をつける
  2. 「かける」:商×割る数を計算する
  3. 「引く」:割られる数から引く
  4. 「下ろす」:次の位の数字を下ろす
  5. 繰り返す

この「立てる・かける・引く・下ろす」の手順を言葉で言いながら練習すると定着しやすいです。

文章問題でのわり算の使い方

文章問題でわり算を使うかどうかの判断は「等しく分ける」「何個ずつかを求める」「何グループに分けるか」などのキーワードで判断します。

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