➖ 「たし算はできるのにひき算が苦手」という子は多いです。つまずきポイントを理解して、確実にマスターしましょう。
ひき算が難しい理由
ひき算はたし算に比べて難しい理由があります。「合わせる(たし算)」は直感的ですが、「取り除く(ひき算)」は少し抽象的です。また「繰り下がり」の処理が加わると、一気に複雑さが増します。
ひき算の学習の流れ:
- 1年生前半:10以内のひき算(1桁−1桁)
- 1年生後半:繰り下がりのあるひき算(例:13−7=6)
- 2年生:2桁−2桁の筆算(繰り下がりあり・なし)
- 3年生以降:3桁以上・暗算の強化
つまずきポイント①:たし算の補完としてのひき算理解
ひき算は「たし算の逆」として理解することが重要です。「13−7=□」は「7+□=13」と同じ問いです。この逆算の関係を理解させることで、ひき算が「未知のたし算を求める」作業だと分かります。
💡 練習法:「7に何を足すと13になる?」という形でひき算を出題する。答えが先に「6」と分かれば、「13−7=6」が自然に理解できます。
繰り下がりの教え方
「12−7」の繰り下がりのある引き算の手順:
- 12を「10と2」に分ける
- 10から7を引く → 10−7=3
- 残り(2)を足す → 3+2=5
別の方法(減加法):
- まず7から2を引く → 7−2=5(2は12の一の位)
- 10−5=5
どちらの方法でも正解ですが、子どもが理解しやすい方で進めましょう。
⚠️ 繰り下がりを「借りてくる」と説明する方法は、意味が曖昧で混乱する子が多いです。「分ける」「10から引く」という具体的な操作で説明しましょう。
2桁の筆算でよくあるミス
「53−28」のような2桁−2桁の筆算でよくある間違い:
- 一の位:「3−8はできないから8−3=5」と逆にひいてしまう
- 繰り下がりを忘れる:十の位を計算する時に「1」減らすのを忘れる
- 0のひき算:「50−27」の一の位が0の場合の繰り下がり
💡 「一の位で引けない時は十の位から1もらってくる」という言葉の意味を、ブロックを実際に動かして体験させると理解が深まります。
ひき算を速くするコツ
①10の補数を反射的に言えるようにする
「10−3=7」「10−8=2」など、10から1桁を引いた答えを即座に言える状態にします。これが繰り下がり計算の速さを決める核心部分です。
②20以内のひき算の完全暗記
「18−9」「15−6」など、繰り下がりのあるひき算(18パターン)を全て即答できるまで練習します。これが自動化されれば2桁以上の計算が格段に速くなります。
③確かめ算の習慣
ひき算の後は必ずたし算で確認する習慣をつけます。「53−28=25」なら「25+28=53」で確認。これにより計算ミスが大幅に減ります。
毎日の練習で確実に定着させる
ひき算の力は毎日の積み重ねで着実に伸びます。にじゅうまる。算数ドリルでは学年別の計算問題を毎日練習でき、即時採点で間違いがすぐに分かります。「今日の正解数」を記録していくと成長が実感でき、継続のモチベーションになります。
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