📝 「計算はできるのに文章問題が解けない」という子は多いです。文章問題には固有の解き方のコツがあります。
文章問題が苦手な理由
算数の計算問題は解けるのに、文章問題になると途端に解けなくなる子どもは非常に多いです。その理由は主に3つです。
- 読解力の問題:問題文の意味が正確に理解できていない
- 数量のイメージの問題:文章を数式に変換できない
- 何を求めるかが分からない:問いかけの意味を取り違える
これらは「算数の問題」というより「文章問題固有のスキル」の問題です。つまり、練習すれば必ず上達します。
文章問題の基本的な解き方
ステップ①:問題文を2回読む
まず問題文を声に出して読みます(1回目)。次に「何を求めているのか」を確認しながら読みます(2回目)。「求めるもの」に下線を引く習慣をつけましょう。
ステップ②:図や絵を描く
問題の状況を絵や図にします。テープ図・線分図・面積図など、状況に応じた図を使います。問題が可視化されると、どの計算をすべきかが見えてきます。
💡 絵を描くことを「面倒くさい」と感じる子が多いですが、図を描く習慣がある子の方が圧倒的に文章問題の成績が良いです。最初は簡単な絵でOKです。
ステップ③:条件を整理する
問題文から「分かっていること(与えられた数値)」と「求めること」を書き出します。
- 分かっていること:リンゴが5個、ミカンが3個多い
- 求めること:ミカンの個数
ステップ④:式を立てる
図や整理した条件から式を立てます。「求めること=計算式」という形で書きます。式を立てる前に「たし算か、ひき算か、かけ算か、わり算か」を判断します。
ステップ⑤:答えを確認する
計算した答えが「問いの意味に合っているか」を確認します。「個数が出た」「値段が出た」など、求めたものと単位が一致しているか確認します。
学年別・よく出る文章問題のパターン
1〜2年生:合わせて・残りは・増えると
「合わせて(たし算)」「残りは(ひき算)」「増えると(たし算)」「減ると(ひき算)」というキーワードを覚える。ただし、キーワードだけで判断せず、必ず状況を図で確認する。
3〜4年生:何倍・何個ずつ・等分
かけ算・わり算の文章問題が増えます。「何倍→かけ算かわり算」「何個ずつ×何グループ→かけ算」「等しく分ける→わり算」という判断を練習する。
5〜6年生:割合・速さ・比
複数の公式が登場し、どれを使うかの判断が必要になります。問題文の「〜の何%」「時速〜km」などのキーワードから使う公式を判断する練習を積む。
文章問題の練習法
文章問題は「問題を解くプロセスを音声で実況させる」練習が非常に効果的です。「まず何を読んだ、次に図を描いた、だからこの式を使った」と声に出すことで、思考プロセスを言語化できます。
💡 間違えた問題は「どのステップで間違えたか」を特定することが大切。計算ミスなのか、式の立て方が間違いなのか、問題の読み違いなのかによって対策が変わります。
無料・アプリ不要で今すぐ練習できます!
にじゅうまる。算数ドリルをやってみる →100問まとめドリルや苦手特化はプレミアムで。
プレミアム機能を見る