➕ 8+5=13のように1の位が10を超える繰り上がりのある計算です。10の補数を使いこなすことで素早く正確に解けるようになります。
繰り上がりとは何か
繰り上がりとは、たし算で一の位の計算結果が10以上になったとき、10をひとまとまりとして十の位に「1」を送る仕組みのことです。
たとえば「8+5」の場合、8と5を足すと13になります。一の位は3、十の位に1が繰り上がって「13」となります。この「十の位に1を繰り上げる」操作が繰り上がりです。
- 一の位の合計が10以上 → 十の位に1繰り上げる
- 7+5=12、8+6=14、9+3=12 などが対象
- 1年生の2学期〜3学期に習う、算数の重要な転換点
10の補数を使った解き方
繰り上がりのたし算を素早く解くカギは「10の補数」の活用です。
💡 10の補数とは:「○+□=10」になる組み合わせ。1+9、2+8、3+7、4+6、5+5、6+4、7+3、8+2、9+1 の9パターンです。
「8+5」を例に考えます。
- 8の補数は2(8+2=10)
- 5を「2と3」に分ける
- 8+2=10、10+3=13
この思考プロセスを繰り返すことで、やがて「8+5=13」が瞬時に頭に浮かぶようになります。
繰り上がりでよくある間違い
繰り上がりのたし算でよく見られるミスのパターンをおさえておきましょう。
⚠️ 繰り上げた1を忘れる:十の位に1を繰り上げたことを忘れて計算するミスが最多です。筆算では繰り上げた「1」を必ず小さく書く習慣をつけましょう。
⚠️ 補数の計算でミスする:補数が不確かなまま進めると連鎖的にミスが起きます。まず補数を完全に暗記することが先決です。
ミスが多い場合は、繰り上がりに進むのではなく、いったん繰り上がりなしの問題で補数の確認から始めましょう。
2桁のたし算への橋渡し
1桁どうしの繰り上がりが確実にできるようになると、2桁のたし算(23+8、35+27 など)がスムーズに学べます。2桁の計算でも、一の位の繰り上がりの仕組みは同じだからです。
- 1桁の繰り上がりをマスター → 2桁+1桁へ
- 2桁+1桁の繰り上がりをマスター → 2桁+2桁へ
- 段階を踏んで無理なくステップアップ
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