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単位の換算 完全ガイド(長さ・かさ・重さ)

最終更新: 2026年7月13日|執筆: にじゅうまるドリル編集部

📏 「1mは何cm?」「3Lは何dL?」——単位の換算は、小学2〜3年生の多くの子がつまずく単元です。このページでは換算表・覚え方のコツ・例題をまとめて解説します。

単位の換算はいつ習う?(学習指導要領での位置づけ)

単位の学習は、学習指導要領で次の順番に配置されています。身のまわりで使う単位から始まり、少しずつ大きな単位・小さな単位へ広がっていきます。

学年学ぶ単位内容
小学1年生(単位の素地)「どちらが長い・多い」を直接くらべる
小学2年生mm・cm・m/mL・dL・L長さとかさの単位、ものさしの読み方
小学3年生km/g・kg・t長い長さ(道のり)、重さとはかり

つまり「単位の換算が苦手」と感じたら、まず2年生の内容(mm・cm・m)に戻って確認するのが近道です。学年が上がってから復習しても遅くありません。

まずはこれだけ!基本の換算表

長さの単位

関係読み方のヒント
1cm = 10mmものさしの1目もりが1mm
1m = 100cm両手を広げたくらいが約1m
1m = 1000mm100cm×10mm
1km = 1000m学校のまわり1周くらいの長さ

かさ(体積)の単位

関係読み方のヒント
1L = 10dL牛乳パック1本が1L
1dL = 100mLコップ半分くらいが1dL
1L = 1000mLペットボトル(500mL)2本分

重さの単位

関係読み方のヒント
1kg = 1000g水1Lの重さがほぼ1kg
1t = 1000kg小型車1台分くらいの重さ

💡 覚えるべき基本の関係は、実はこの9つだけ。あとはすべてこの組み合わせで解けます。お風呂や食卓で「牛乳パックは1Lだよ」と実物と結びつけると記憶に残ります。

換算の手順は「2ステップ」で考える

単位換算の問題は、次の2ステップに分けると迷いません。

  1. 基本の関係を思い出す——「1m=100cm」のように、問題に出てくる2つの単位の関係を口に出す
  2. 何倍かを考えて0をつける・とる——大きい単位→小さい単位は0が増える、小さい単位→大きい単位は0が減る

たとえば「3m=□cm」なら、①1m=100cm、②3mは1mの3倍だから 100×3=300cm。この「①関係→②倍」の順番を声に出しながら解く練習をすると、頭の中が整理されます。

0の数え間違いを防ぐ「位取り表」

もっとも多いミスは0の数え間違いです。慣れるまでは、km・m・cm・mmを横に並べた位取り表(単位ものさし)を書き、数字を桁ごとに書き込んで変換しましょう。「頭の中でやらない・必ず書く」がミス防止の鉄則です。

例題と解き方(テストによく出るパターン)

例題1:7cm=□mm

解き方:1cm=10mm。7cmは1cmの7倍なので 10×7=70mm

例題2:2m50cm=□cm(複名数→単名数)

解き方:先に2mだけを直す。2m=200cm。200cm+50cm=250cm

例題3:1200m=□km□m(単名数→複名数)

解き方:1000m=1kmだから、1200mの中に1kmが1つ。残りは1200−1000=200m。答えは1km200m

例題4:3L=□dL

解き方:1L=10dL。10×3=30dL

例題5:2500mL=□L□dL

解き方:1000mL=1Lなので2500mLは2Lと残り500mL。500mLは100mL=1dLより5dL。答えは2L5dL

例題6:4kg30g=□g

解き方:4kg=4000g。4000g+30g=4030g。「4kg30g→430g」としないよう、0の数に注意!

つまずきの原因は3つ

①基本の関係があいまい

「1mは10cmだっけ?100cmだっけ?」の段階でつまずいている場合、換算の練習をいくら重ねても定着しません。まずは換算表の9つの関係をカード化して、クイズ形式で完璧に覚えましょう。

②0の操作を頭の中だけでやっている

「×10」「×100」の操作を暗算でやると、0が1つ多い・少ないミスが頻発します。テストで確実に得点するには、途中式か位取り表を書くこと。書く手間を惜しまない子ほど、結果的に速く正確になります。

③単位のイメージ(量感)がない

「教室の横の長さは約7m」「ランドセルの重さは約1kg」のような量感がないと、答えのおかしさに気づけません。「500mLのペットボトル、あと何本で3Lになる?」のように、生活の中で単位の会話をすることが一番の対策です。

家庭でできる練習アイデア

発展として、kは「1000倍」、mは「1000分の1」を表す記号(キロメートル・キログラムに共通)だと教えると、高学年での理科や中学の学習にもつながります。これは小学校の範囲を超える内容なので、興味を持った子だけでかまいません。

テスト前の最終チェックリスト

単位換算のテスト前には、次の5問がスラスラ解けるか確認しましょう。1つでも詰まったら、その単位の基本の関係に戻って復習します。

  1. 1m=□cm(答え: 100cm)
  2. 1km=□m(答え: 1000m)
  3. 1L=□dL=□mL(答え: 10dL・1000mL)
  4. 1kg=□g(答え: 1000g)
  5. 3km500m=□m(答え: 3500m)

5問目のような複名数の変換までできれば、テストの計算問題はほぼ対応できます。文章題では「単位をそろえてから計算する」ことを忘れずに。たとえば「1m20cmのリボンから45cmを切り取ると残りは?」は、120cm−45cm=75cmと、先にcmへそろえるのが正解への近道です。

よくある質問

Q1. 単位の換算は何年生で習いますか?

長さ(mm・cm・m)とかさ(mL・dL・L)は小学2年生、km と重さ(g・kg・t)は小学3年生です。4年生以降も面積や体積の単位が登場するので、2・3年生でのつまずきは早めに解消しておきましょう。

Q2. 0の数え間違いが直りません。

基本の関係の暗唱と、位取り表を書いて解く習慣の2本立てで改善します。「書けば確実に合う」という成功体験を積むことが大切です。

Q3. dLなんて日常で使わないのに、なぜ習うのですか?

10ずつまとまりを作る十進法の考え方を体験するためです。1L=10dL=1000mLの関係は、小数(0.1・0.01)の理解にもつながります。

Q4. 複名数(2m50cmなど)の問題が苦手です。

大きい単位を先に変換してから足す、と手順を固定しましょう。2m50cm→「2m=200cm」→「200+50=250cm」のように、必ず2段階に分けて書くのがコツです。

まとめ

単位の換算は、反復練習で必ずできるようになる単元です。にじゅうまる。算数ドリルの学年別ドリルで、2年生・3年生の問題から毎日少しずつ練習してみてください。

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