➗ 分母が違う分数の計算には「通分」が必要です。最小公倍数を使って分母をそろえる手順を反復練習しましょう。
異分母分数の計算(通分)とは
異分母分数の計算とは、「1/3+1/4」「3/5-1/3」のように分母が異なる分数どうしを計算することです。小学5年生で習い、分母が同じ分数の計算(3年生)を発展させた内容です。
分母が異なる場合は、まず「通分」という操作で分母をそろえてから計算します。通分は分数計算の中で最も重要なテクニックの一つです。
- 通分:2つの分母の最小公倍数を共通の分母にする
- 分母を変えるとき、分子にも同じ数をかける
- 通分後は同分母分数の計算と同じ手順で解く
通分の手順をステップで確認
例として「1/3+1/4」の通分手順を見てみましょう。
- 最小公倍数を求める:3と4の最小公倍数は12
- 1/3を変換:分母3を12にするには×4。分子も×4で4/12
- 1/4を変換:分母4を12にするには×3。分子も×3で3/12
- 計算する:4/12+3/12=7/12
💡 「分母を変えたら、分子も同じ数倍する」が通分の鉄則です。分母だけ変えると分数の大きさが変わってしまいます。
最小公倍数の素早い見つけ方
通分では最小公倍数を素早く見つけることが大切です。いくつかのパターンを覚えておきましょう。
一方が他方の倍数の場合
分母が2と6なら、2の倍数の中に6があるので最小公倍数は6。大きい方の数がそのまま最小公倍数になります。(例:1/2+1/6 → 分母6で通分)
互いに素(公約数が1だけ)の場合
分母が3と5のように公約数が1だけなら、3×5=15が最小公倍数です。(例:1/3+1/5 → 分母15で通分)
⚠️ 通分後に約分を忘れないようにしましょう。「3/6+1/6=4/6=2/3」のように、答えを必ず最も簡単な形にします。
練習のコツ
通分が苦手な場合は、最小公倍数の練習を先に行うと効果的です。
- 分母の組み合わせを決めて最小公倍数を素早く求める練習をする
- 1/2と1/3、1/3と1/4など基本的な組み合わせから始める
- 分母が大きくなる問題(1/6と1/8など)は最小公倍数に注意
- 計算後は必ず約分できるか確認する
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